さて、これからお伝えすることは
ヒーリングをするうえでとても大事なことです。

もしあなたがそれを知っていれば、
相手の方にとって正しいヒーリングが
出来ているということです。

もしそれを知らなかったのでしたら、
今日の私からのメッセージによって、
あなたはこれから正しいヒーリングが
出来るようになります。

実を言えば、
私もヒーラーになりたてのころには
その事を全く知りませんでした。

そのために、
いったんは症状や状況が改善した人が、
同じ症状を繰り返したり、
いつまでも改善しない、ということは
よくあることなのです。

ヒーリングによって問題が改善されたとしても、
後から同じ状態へ逆戻りしてしまっては
まったく意味がありません。

同じ状況を繰り返すことなく、
正しくヒーリングするためには、
この概念は必ず必要なのです。

それが何かというと。

「相手のマターを抜いてはいけない」

ということです。

マターとは一般的にいう、
マイナスエネルギー、ブロック、
カルマ、トラウマといったものを指します。

ルミナヒーリングでは、
マイナスエネルギー、プラスエネルギーという
概念そのものがないので、一般的にいう、
マイナスエネルギー、ブロックなどを総じて
マター（出来事・事象）と呼んでいます。

多くのヒーラーさんが、
相手の中にあるマターを意図的に
抜こうとしてヒーリングをします。

外部からでもヒーリングによって
エネルギー的に干渉することができれば、
確かにマターを抜くことはできます。

ですが、
本当にそれでいいのでしょうか。

なぜなら、
どんな出来事であっても、
それを体験することを望んでいるのは、
その方のハイヤーセルフ、魂、
そのものなのです。

人は、
この地球上に人として生まれてくるときに、
どの両親のもとを選ぶか、どんな宿命を体験するか、
そしていつこの世を去るか、ということまで
自ら決めて生まれてきます。

人が体験するすべての出来事は
その人の魂が体験したいから体験している
ものなのです。

人間部分の意識がどのように感じていても
それは間違いなくその人が望んで
体験していることです。

そして、
それを体験することで、何かを学んだり
何かのカルマを解消したり、何かの足掛かりにして
次の次元の人生へ進んだりするのです。

だとすれば、
ハイヤーセルフが望んで体験している
そのマターを、他の人が抜いたり
消したりしてしまうというのは
どうでしょうか。

必要があって体験していた出来事が、
他の人によって消されてしまうというのは、
どうでしょうか。

ここまでお読みいただいたら、
それが決して相手の方のためにはならない、
ということがわかると思います。

では、ヒーラーとして
マターを抜いてはいけないのなら、
どうしたらいいのか。

それは
ただ相手に高い波動の光を見せることです。

ハイヤーセルフレベルでご縁がある
その人は、必要な光を自ら受け取っていき、
人間部分の自分自身を癒し、解き放っていきます。

こうして起こる癒しは、
その人の魂、ハイヤーセルフが
完全に納得して人間部分に現れるものです。

だからこそ、
繰り返すことなく、本当の意味での
学びの完了・解放となり、癒されていくのです。

そして、次の次元への扉が開かれます。

私たちヒーラーは、
ご縁があって癒しをご提供できるその人が
魂レベルで納得していただけるヒーリングを
するべきなのです。

決して、ヒーラーである自分の
相手をかわいそうだと思う感情や
自尊心を満たすためのヒーリングを
すべきではないと考えています。

また、
誰もがアチューンメントを受けて
シンプルなメソッドを学ぶことで
確実に高いレベルでルミナヒーリングが
できるようになります。