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レイキ12ポジションのやり方を伝授
西洋レイキには12ポジションというメソッドがあります。この12ポイントは霊気の開祖である臼井先生の直弟子であり、医師でもあった、林忠次郎先生が、誰もがより的確にヒーリングをするために考案されたと伝えられています。
このメソッドは西洋レイキとして世界中で広まることになり、多くの霊気の流派で用いられています。実は、この12ポジションについて、霊気の流派によって違いがあります。
なぜかというと、レイキは流派によって自由に発展改良されておりますので、違いが出てくるのです。中には12ポジションではなく24ポジションになっているものもあります。
また、一箇所に手を当てる時間も、流派によっては2分から5分と違いがある場合がありますが、注意したい点がひとつあります。それは、特に強い病腺のエネルギーがある場所については、2分、5分と決めるのではなく、十分な時間をとることです。
12ポジションの中には上半身だけ行うものもあれば、下半身も行うものもあります。人のエネルギーラインは上半身だけではなく、下半身にもありあます。中でも足の裏のチャクラは強くエネルギーが出入りする場所ですので、クラマレイキではここへのヒーリングは、12ポジションにおいて必須だと考えています。
レイキ12ポジションにおいては使ったヒーリングでは、基本的には、1から順に行っていけば、必要なエネルギーポイントを的確にヒーリングしていくことができます。
レイキ12ポジションは人にするのは、とても的確で効果的ですが、セルフヒーリングも用いることができます。
レイキの 12ポジションでは一箇所につき2分から5分ほど行い、
次のポジションへ移ります。この前の部分でもお伝えさせていただきましたが、大きくバランスを崩していると感じられた部分、病腺についてはそこへ必要なだけの時間じっくりとレイキヒーリングするということも、忘れないようにしましょう。
肝心なのは、どれだけの時間やったか、12ポジションに正しい順番でしたかということではなきく、その場所必要とするだけ、ちゃんとレイキできたか、ということです。
その部分が十分に癒された、病腺がなくなった時には当てている手の平などで、その部分が癒されたことを手応えとして感じられます。「もうこれでよし」と感じたら、それ以上は必要ありません。
クラマレイキ12ポジション
12ポジションの特徴としては、頭部、上半身、下半身と、大きく分けて3つの大きなグループに分かれているところです。
ここでお伝えするレイキ12ポジションは、大きく3つのパートに分けることができます。
「頭部」「上半身」「下半身」です。
頭部では1〜4、上半身で5〜8、下半身で9〜12へのヒーリングを行います。
レイキ12ポジション1〜4

1〜4の頭部では、内分泌腺の働きや、脳、甲状腺、扁桃腺などへ対してのアポローチがなされます。また、頭部は思考という私たちの意思決定をしていく重要な場所でありますので、ここへレイキヒーリングすることでよい効果を得ることができます。
それは思考パターンです。人は気持ちが落ち込んでしまったり、強いストレスショックなどを感じると、それが思考のループになっているまでのも抜け出せない状態になる場合があります。この時は、頭部へレイキをすることによって、ループを断ち切ることも可能です。
また、集中力を高めたりストレスを和らげたり、不安、恐れ、怒りなどを解放する働きもあります。
レイキ12ポジション5〜8

5から8の上半身では、心肺機能や胃腸に対して働きかけます。ストレス社会とも呼ばれる現代を生きる私たちにとっては、特に心の問題も起こりやすいのはきっと肌で感じることだと思います。
上半身へレイキをすることによって、豊かな感情と愛を呼びおこしてストレスを解消する働きがあります。レイキで上半身をヒーリングすることによって、心がすっきりと晴れやかになり、毎日を明るく、楽しく生きることができるようになるでしょう。
レイキ12ポジション9〜12

9から12の下半身では、エネルギーの貯蔵庫である丹田もあります。この部分にレイキをすることで、身体全体のエネルギー活性がなされ、さらに丹田がしっかりすると、自然にグラウンディングもされます。
下半身にはエネルギーの通り道としての重要な働きがあります。余分なエネルギーは頭部、上半身から流れて下半身を通って足の裏から流れ出して行きます。
また、地球からのエネルギーは足の裏のチャクラから吸い上げられる形で取り入れるので、足の裏のチャクラにもレイキをしておくことで、全身のエネルギーがスムーズに流れることになります。
足のチャクラがつまってしまっていると、余分なエネルギーがうまく排出されないので、エネルギー的な便秘のような感じになる場合もあります。エネルギーの流れが滞っていると感じる場合には、この足の裏をしっかりとレイキすることで、解消される場合があります。
レイキ12ポジションは、レイキだけのものかというとそうではありません。気功や他のヒーリングのエネルギーを使って、それぞれの12ポジションに手を当てることで、レイキとはまた違った12ポジションをすることができます。
気功系のエネルギーを扱えば、レイキと比べてより身体的なエネルギー活性や身体機能の強化をすることができます。
レイキ12ポジション効果的に活用
12ポジションをしている時の多くは、当てている、またはかざしている手の平でエネルギーを感じます。
手の平でビリビリとする違和感のあるエネルギーや熱感を感じた場合には、そこには病腺のエネルギーがあるので、じっくりとレイキをして「これでよし」というところまでしっかりとレイキをしましょう。
手がびりびりと重い感じがしたり、自分の体の同じ部分に違和感を感じる場合もあります。
その部分は、重点的に、これでよいと感じるまで、じっくりとヒーリングしましょう。
レイキ12ポジションは、レイキ初心者であっても迷うことなく効果的にヒーリングできるメソッドです。
どんどん活用して心身ともに元気に毎日を過ごしましょう。
注※レイキ12ポジションはクラマレイキのメソッドではなく一般的な西洋レイキのメソッドです。