ヒーリング

遠隔ヒーリングのやり方は?効果は?

遠隔ヒーリングって離れた場所から?

スピリチュアルな世界では、当たり前のように行われる遠隔ヒーリングですが、馴染がないと「本当にそんなこと出来るの?」というのが率直な考えだと思います。私もスピリチュアルな世界に足を踏み入れたころは、「なんて不思議なことができるんだろう?」と思っていました。

今では私も遠隔ヒーリング、遠隔伝授をするようになりました。私が伝授をしているレイキやルミナヒーリングは、アチューンメント(伝授)を始め、全てセッションを遠隔で行います。レイキに限らず、世界中で行われている様々なヒーリングで遠隔ヒーリングが当たり前のように行われています。

遠隔ヒーリングとは、文字通り離れた場所からエネルギーを送ってヒーリングをすることです。特にスピリチュアルなことを知らない人からしてみれば、「どうしてそんなことができるの?」と疑問に思うのが当然でしょう。

遠隔が実際にどんなもので、どんなやり方で行われているのか、そしてどんな効果があるのかについて、お伝えいたします。

イメージしてみると、なんだか神秘的でまるで神業のように思えるかもしれません。まるで仙人のような人が、「はあああああ!」と気を高めて、まるで目の前に何かあるみたいに両手を「かめはめ波」のようにして気を送っている。。。とか。

魔法陣の中に入ってキャンドルを灯した祭壇に向かって、何やら呪文を唱えたりしている。。。などなど

現実離れした光景を思い浮かべていた人もいるのではないでしょうか?(笑)

実際には遠隔のやり方は、そんなに大げさなことはせずにできるものです。そんな風にシチュエーションを整えて行うやり方もあるのですが、実際にはそれほど難しい物でもなく、特別な準備も必要なくできる、とても日常的なものなのです。効果も直接の対面ヒーリングと変わりません。

まずは、遠隔ヒーリングのやり方と効果について、正しい知識で理解していきましょう。

古くから存在する遠隔

遠隔は、歴史の古くから存在し、当たり前のように行われていた癒しの手法なのです。今のように科学文明が発達していなかったころは、人は感覚で大自然の変化を感じていたのです。

おじいちゃんやおばあちゃんが、そろそろ雨が降るね、といって晴れた空を見上げていたら、本当に雨が降ってきた!とかいう思い出がある人もいるのではないでしょうか?

今でこそいろんなメディアで、天気の情報はリアルタイムでわかるのですが、そんな便利なものがなかった時代には、自分の肌で大自然を感じて予測することが必要だったのです。

今の時代では多くの人が眠らせている能力を、昔の人たちは使っていたのです。

そのような人たちの中で、ひと際感知能力が高い人や、霊的な能力に優れた人が預言者やシャーマン、祈祷師となり、大宇宙からの情報を読み取って、人々に伝えていたのです。

日本でシャーマンというと安倍晴明やもっと古い時代では卑弥呼などを思い浮かべる人が多いでしょう。直接手を触れることなく離れた場所にあるものに、意図して変化を起こしたり、情報を読み取ったりするのは、今でいう遠隔、チャネリングそのものなのです。

遠隔ヒーリングの仕組みについて

遠隔のやり方はどのようにして行われているのでしょうか?その仕組みは一体どうなっているのでしょうか?

物理的に考えた場合、ヒーリングのエネルギー自体が動く速度は、光と同じです。ですので、例えば地球の裏側にいても、ほぼリアルタイムで相手に届けることができるのです。私たちの意識やヒーリングエネルギーは3次元以上のものなので、遠隔が可能になるのです。

また、物理的な制約を受けない5時限以上の高次元部分から送り届けられヒーリングエネルギーは、量子的な観点から見ると、5次元以上の高次元では、時間と空間の制約が存在しませんので、完全にリアルタイムでエネルギーが送り届けられます。

こうして考えてみると、何やら小難しい感じがするかもしれませんが、実はとても身近なものです。

分かりやすい例を挙げてみましょう。電話で話をしているときに、なぜか頭や肩が痛くなって、相手に聞いてみたらそうだったという体験をされたことがある人は意外に多いようです。

これは、電話で話すことでエネルギー的なリンクができて、相手の体の状態を自分の体で感じているのです。このように、遠隔は、何らかの方法で離れた場所にいる相手とのエネルギー的なリンクを作って、そこへヒーリングエネルギーを送るのです。

メールやSNSでも同じです。ポジティブな文章を読んでいるのに、なぜか気分が悪くなったりするのは、離れた場所と時間を超えて、さらに文章による表現も超えて、相手のエネルギーを感じているということなのです。

遠隔はこのような仕組みで可能になっているのです。

例えば日本発祥のヒーリング「レイキ」でしたら、シンボルとマントラを活用することで、的確に離れた場所にいる相手と繋がって行う、遠隔がメソッドとして確立されています。

中国で歴史の古くから伝えられ、今でもたくさんの実践者がいる気功にも、西洋に伝わる神秘学でも、遠隔はメソッドのひとつとして伝えているところが多くあります。

遠隔ヒーリングは世界中のいろいろなヒーリング手法で取り入れられています。もちろん、私がお伝えしているルミナヒーリングでも可能です。

遠隔ヒーリング、アチューンメントというと何か特別な方法でしなければならない、不思議なものなのかと思ってしまいがちですが、実のところは誰にでもできることなのです。

可能だということが理解できれば、あとは、そのやり方さえ分かればできるようになります。

レイキの遠隔のやり方

それでは、遠隔のやり方についてお伝えします。もちろんヒーリングの種類、流派によってやり方は様々ですが、共通するのは、離れた場所から時空を超えてエネルギーのリンクを作り、そこへヒーリングエネルギーを送る、という点です。

まずヒーラーはどのようなヒーリングを行うのか、その意図を明確にします。もちろん、始めてから気になる部分を見つけてやり方を変えたり、そこへ別なアプローチをする、臨機応変で効果的なやり方もあります。

準備が整ったら相手を特定します。このときに相手の写真を用意するやり方もあれば、名前と生年月日を紙に書いて依代として、そこへヒーリングエネルギーを送る方法があります。

実際には、相手を意図した瞬間にエネルギー的なリンクができるので必要ないと言えますが、遠隔が不慣れだったりする場合や、実際にはあったことがない人、コミュニケーションをとったことがない人の場合は、何らかの相手を特定するこのやり方のほうが、的確に効果的な遠隔ヒーリングができるでしょう。

今でしたら電話のほかにスカイプや様々なツールがあるので、離れた場所でも繋がることが簡単です。遠隔のやり方として、このような通信手段を用いて、話をしながらヒーリングをするのに効果的です。

日本発祥のヒーリングで世界中に実践者がいるレイキはやり方がシンプルで効果的なことで知られますが、基本的にシンボルを使って遠隔ヒーリングを行います。

1・レイキと繋がる

レイキと繋がります。発霊法を使うのもいいですし、超空霊や大光明のシャワーを浴びるのもいいでしょう。

2・シンボル、相手の特定

目の前の空間に相手のエネルギーを呼び出す場合には、目の前の空間に本者是正念を作り、同じ場所に名前を描きます。よく知っている人でしたら名前だけでも構いませんが、あまりよく知らない人の場合は、名前に続けて生年月日、性別なども文字として描くといいでしょう。

相手の写真、名前と生年月日を書いた紙などの依代を使う場合には、依代へ本者是正念を描きます。

3・遠隔ヒーリング

相手の体のどこかにイメージで手を置きます。背中の首のあたりや、頭頂、または具体的に病腺の位置が分かっていれば、その部位に手を置くイメージをするとやりやすいでしょう。

4・終了

終了しようと思ったら、当てていた、かざしていた手を離せば終わります。

ルミナヒーリングの遠隔のやり方

ルミナヒーリングでは、2種類の遠隔ヒーリングの方法がありますが、ここでは最もオーソドックスで簡単にできる方法をご紹介いたします。。

1・相手と繋がる

ヒーリングする相手を意識してください。初めての相手の場合は、お名前や生年月日があったほうが分かりやすいかもしれません。なくてもできます。意識を向けることができれば、その瞬間に繋がります。

2・ルミナヒーリングをする

相手と繋がって「ルミナ」をすれば瞬時に癒しが起こります。意図するだけで癒しは起こりますが、イメージした相手に手をかざしたりするのもいいでしょう。

3・終了する

遠隔を終える、と意図すればそこで終了します。

遠隔の効果

遠隔に期待できる効果は、もちろんヒーリングの目的の数だけの効果の現れ方、結果があります。肉体面では肩こりや頭痛が解消されたり、疲れて全身が重たくなっていたのが、軽くなったりもします。病を患っていた場合、ヒーリングによってそれが治癒することもあります。

精神面では、イライラがおさまったり、不安や恐れにとらわれていたのが、精神的に安定して前向きに、明るくなるという変化が起こることがあります。

ヒーリングでは、人の心の奥にある深層意識、集合無意識の領域にまで働きかけることができるので、生まれ変わりを繰り返している本来の姿である「魂」にまで働きかけることができます。すると、カルマという過去生から持ち越した解消すべきテーマの浄化も促す場合もあります。

遠隔の受け取り方

遠隔ではヒーリー(ヒーリングを受ける人)の意識が、「これから遠隔ヒーリングを受けよう」と意識することで、よりその変化を感じ取りやすくなります。遠隔自体は離れた場所から時間と空間を越えて届けられますし、意識面よりも深い無意識領域からも働きかけます。そのために、ヒーリングで起こる癒し自体は実際にはヒーリーが意識していてもいなくても受け取ることができます。

しかし、その効果をよりよい形で受け取るためには、ヒーリーがヒーラー(ヒーリングをする人)を信頼して、受け取ろうとしてハートをオープンにするといいでしょう。

遠隔を受ける時には、できる限りリラックスしたほうが、効果的にヒーリングエネルギーを受け取れます。できれば誰も入ってこない部屋で、部屋の照明を落としてキャンドルを灯したり、アロマを炊くのもいいでしょう。お気に入りのヒーリングミュージックなどをかけるものもおすすめです。

もし、動きながら遠隔を受けようとする場合は、あらかじめ「私は○○からの遠隔ヒーリングを受け取ります」などのように意図しておくといいでしょう。受け取ると意図することによって、より効果的に、確かにヒーリングエネルギーを受け取れるようになります。

ヒーリング遠隔伝授(アチューンメント)

ヒーリングの世界では、伝授、アチューンメントによって、ヒーリングできるように伝授をすることが可能です。伝授はやり方を方法論として伝えるほかにも、エネルギー自体をマスター、ティーチャーから転写することで使えるようにする方法があります。

この方法をとっている代表的なヒーリングが日本発祥で世界中に1000万人以上の実践者がいるといわれるレイキなのですが、伝授(霊授)によってエネルギーとして必要な情報を伝えることで、誰にでも確かにヒーリングができるようになります。

ヒーリングの伝授の多くはエネルギーによって伝えられるので、遠隔ヒーリングと同じようにして行うことができます。効果も対面で行う伝授と違いはありません。

現在、スピリチュアル世界では、このアチューンメントという方法で伝授するやり方が主流になりつつあります。時間と距離の制限を受けないエネルギー的なメソッドであれば、アチューンメントも遠隔で出来るという考え方によります。実際に、アチューンメントは遠隔でも対面でも効果にまったく遜色なく行うことができます。

遠隔のメリット

遠隔は、時間と距離の制約がなくなるので、いつでもどこで遠隔ヒーリングができるというとても大きなメリットがあります。

寝たきりになって動けない方にヒーリングをする場合に、ヒーラーがそこまで行けないということもあるでしょう。そんな時に遠隔ができれば、離れた場所にいてもヒーリングできます。

家族が離れた場所にいる時でも遠隔が出来れば、体調を崩していないか、悲しい気持ちになっていないかということもわかりますし、それに気づいたときにヒーリングすることもできます。

旦那様が単身赴任していたり、お子様が出かけているときにヒーリングでエネルギー的にサポートをしたり、離れた場所にいらっしゃるご両親に遠隔ヒーリングで健康チェックなんてこともできたりするのです。

遠隔を学ぼう!受けよう!

ここまでで、遠隔が決して神秘的で特別なものではなく、誰にでも出来て、そして受け取れるものだということがお分かりただけたと思います。

私自身も遠隔は毎日しています。離れたところにいる両親に遠隔をしたり、健康チェックをしてエネルギー的に病腺(具合のよくないところ)があれば、その場でそこをヒーリングします。

そうすることで、病気になる前に原因にアプローチできるので、とても便利なのです。

遠隔はスピリチュアルな分野のものですが、実のところ、とても現実的なものなのです。

ルミナヒーリング

クラマレイキ伝授

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